他人事かと思っていたのに、ある日、自分が略奪される側に回ってしまったら…。
まず落ち着いて、鏡で自分の顔を見てみましょう。
幸せだった頃の自分の顔とはまったく違う、見たこともない他人のような顔になっていないでしょうか?
今の自分の顔を確認したら、落ち着いて、自分がこれからどうしたいのかを考えます。
まず、怒りに任せて行動をすると取り返しのつかないことになってしまいますので、略奪が発覚した時点では自分の気持ちが落ち着くまで、彼と距離を置くことをおすすめします。
許せないのはまだ好きだから
彼が他の女性に走ってしまったのには、かならず原因があります。
それはきっとあなたに足りなかった部分があるはずなのです。
でもほとんどの場合はそこまで重大なことではなく、本当に些細なことなのでしょう。
もともと「今の彼女が理想そのもの」で「完璧な彼女」だと思っている男性は少ないはず。
きっとあなたも彼が完璧だとは思っていないでしょう。
ですが、私の足りない部分を受け止めることができない彼が悪いと決めつけるのは考えものです。
人の気持ちまで強要しようとすると、かならず嫌われてしまいます。
そして彼のことを許せないのは、まだ彼のことが好きだから。
そういう時こそ、慌てず騒がず自分の気持ちが整理できるまで落ち着いてみることです。
感情的にならずに考える
彼が他の女性に走ったのは、自分に何かが足りなかったのかもしれません。
誰でも感情は不確かなものであり、いま自分が彼のことを大好きだとしても、その瞬間に彼も同じ気持ちでいてくれる保証はありません。
恋愛はお互いの気持ちがピッタリと重なり合う機会の方が少ないのです。
それだけに「好き」という感情だけでは、長く付き合っていけません。
恋愛が順調だった頃に、なにか困難が発生しても力を合わせて乗り越えることができると、想像できていたでしょうか。
自分の気持ちが整理できないまま、浮気した彼の気持ちをないがしろにしてもいいことはありません。
略奪されてしまった彼と、今後もお互いに必要性を感じながら付き合い続けられるか、よく考えてみましょう。
よりを戻したいのなら
それでも、どうしても彼とよりを戻したいと思うのなら、彼が戻りたいと思うような女性になることです。
彼が指摘していたところや、自分に足りていなかったところを直します。
そして誰よりも幸せだという自信を、今度は一人ででも取り戻すのです。
当たり前ですが、他人から見て幸せという雰囲気がなければ意味はありません。
幸せという言葉にがんじがらめになっているだけでは、幸せという雰囲気には見えません。
幸せは、何事にも動じない余裕、そして自信が、雰囲気となって初めて見えてくるものです。
いまいちわからなければ、身近にいる幸せそうな女性をよく観察し、自分と何が違うのか考えてみましょう。
きっとその身近にいる幸せそうな人は、観察されていることすらも気がづかないほど充実した毎日を送っていることでしょう。
その境地までいって、はじめて彼にLINEなどで連絡してみます。
彼もあなたに後ろめたさがあるので、返信をしてくるでしょう。
そこからがスタートだと思い、彼に寄りかかるでもなく甘えるでもなく、新しい男性として接することであなたが変わったことを見せることができます。
運命の人はすぐそばに
ただ、ひとつ考えてみてほしいことがあります。
もしかすると、彼は運命の人ではなかったのかしれないということ…。
新しい次の出会いを探した方がよい場合も、ありますよ。