うらカタ編集部のご意見番こと『スナック 迷い径』の“みち子ママ”が、恋愛はもちろん、結婚、家族、仕事などなど、どんなお悩みにもズバッとお答えします。さて、今宵のお悩み事は…。
<相談>
付き合って1年の彼に対して、どうしても細かい所まで気になって色々と言ってしまいます。持ってきた? 忘れ物ない? 準備してる? 忘れてることない? などから、勝手に持ち物を整理したり…。自分でもわかっているけど、ついにこの間は彼に「お母さんみたい…」と、ぼそっと言われてしまいました。その場では笑ってやり過ごしたけど、お母さんって酷くないですか? でもどうしても我慢できずに、つい言ってしまうんですよね~。どうしたらいいでしょうか。
23歳・女性・会社員
おせっかいは愛が暴走している証拠
きっとあなたは、彼のことが好きで好きでしょうがない状態なのでしょう。
四六時中彼のことを考えてしまって、彼に失敗がないようについつい先回りして世話をしてしまう…。
彼の言った「お母さん」はあながち間違いではないでしょう。
『好き』という気持ちが暴走してしまって、『母性』になっている状態ですね。
何も悪いことではないのですが、彼からすれば女として見られなくなる日も近いということです。
男性は結婚すると、妻がお母さんの状態になるといいますから、男女の関係でいたいなら世話焼きはやめておいた方がよいでしょう。
彼の世話をしない
ここで、彼の世話を焼かないことが大切になってきますが、いきなり彼の世話をしなくていいとなると不安ばかりが大きくなり、落ち着かない時間が増えるでしょう。
しかし言い変えれば、彼の管理を手放すということなので、彼の情報をシャットダウンしてみてはいかがでしょうか?
大きな事柄は耳に入れて、あとの細かい情報は詳しく聞かないというのなら、今すぐにでもできるような気がしませんか?
仲の良い付き合いをしていくためには「相手の管理」なんて事項は入っていませんからね。
代わりに「相手を尊重」するように変えていきましょう。
彼も、限界が近くなってきたからこそ「お母さんみたい…」と発言してしまったのでしょうから、しばらく世話焼きはやめておいた方がよいですね。
自分が熱中できることに没頭する
これまで彼の管理をしてきたなら、突然時間が空いてしまい、考えることもやることもなく不安定な気持ちになるでしょう。
でも実は、その熱意を自分のために使えばよいだけの話なのです。
彼への熱意を分散させるようにし、自分を磨くことに使ってみましょう。
彼に傾いていた時間を読書にあてたり、ネイルにあてたり、友達を誘って遊びに行ったり、「しなくてはいけないこと」ではないけど、「後回しにしていたこと」をしてみたりと、他のことにも没頭していると次第に彼に傾いていたバランスは戻ってきます。
もちろん、彼も含めた新しい自分の心のバランスとして定着するでしょう。
「お母さんみたい」は悪くない
考えようによっては、お母さんみたいに世話を焼くのも悪くはありません。
彼にとって大切なパーソナルスペースまで臆せず踏み込める、という意味ではです。
しかし、彼の方が世話を焼いてくれるのが当たり前という状態になるのは避けた方がよいと思います。
くれぐれも男女の付き合いをしたいと思うのなら、適度な緊張感は必要ですからね。