婚活で出会った人は収入もルックスも文句なしで、一緒にいても苦になることはないけど趣味がひとつも合わずこのまま結婚してよいのか不安だとか、結婚するなら趣味が同じ人がよいと考えてるけど少々マニアックな趣味なのでそもそも同じ嗜好の人と出会うことが難しい…などなど。
結婚を考えた時に、自身の趣味や嗜好を優先すべきか否かでお悩みの方も少なくないのではないでしょうか。
趣味は初対面でも会話のきっかけにしやすい話題なので、出会いの場に参加した際にはかなりの頻度で訪ねられたり、逆にアピールできる話題のひとつでもあります。
自分と趣味が合う人は合わない人よりも話も盛り上がりやすいため、パートナー探しにおいても共通の趣味を求める人は少なからずいるようです。
今回の記事では、夫婦になるのに趣味の一致は必要なのか、結婚と趣味のとらえ方についてご紹介します。
趣味よりも重視したい点はたくさんある
出会うお相手の方と将来的に結婚を考えるのであれば、実は趣味の一致はそれほど重要ではありません。
趣味が共通であれば異なる相手の場合と比較して早く打ち解けることができるし、楽しい交際を期待できますが、結婚は一緒に過ごす時間が楽しいだけではうまくいかないこともあるからです。
もし趣味が同じでも、その人の金銭感覚が緩すぎたり手癖が悪かったりしたら人生を共にする気は湧かなくなってしまいますよね。
趣味は一致すれば楽しみは増えるものの、結婚生活では金銭感覚や結婚観、モラルなど、それ以外にも確かめておきたい項目はいくつも存在します。
それらをクリアした上で、趣味が合えばラッキーくらいに思っておいた方がよいかもしれません。
一致する必要はないが理解し合うことは大切
結婚生活において、趣味の一致は必要不可欠とは言いきれないでしょう。
ですが、その趣味がパートナーにまったく受け入れられないとなると、こちらにとっても相手にとっても窮屈な思いをしてしまいかねません。
人生を共にしたい相手ができたり、そうした人を探そうとする時は「相手の趣味を受け入れられるか、こちらの趣味を理解してくれそうか」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
たとえ趣味が一致しなくても、相手が理解を示してくれるスタンスならば、結婚後ものびのびと自分の時間を楽しめるでしょう。
共通の趣味はこれから作ることもできる
もし、人間的に問題はないけど共通する趣味がないという場合、それだけですぐにお断りしてしまうのはあまりおすすめできません。
というのも、人間的に問題がなく一緒にいることに苦痛を感じないのであれば、共通する楽しみがなくても結婚生活をスムーズに送れることが予想できるためです。
それに2人で意見を出し合えば、今は共通の趣味がなくてもこれから一緒に楽しめる趣味を作ることもできます。
2人で楽しめる時間がまったくないのは寂しいと思ったら、新しい趣味を探してみるのもよいかもしれませんね。
まとめ
今回は夫婦に共通の趣味は必要なのか、結婚と趣味のとらえ方についてご紹介しました。
結婚生活では趣味を通して得られる充実感もあった方がよいとはいえ、金銭感覚や倫理観など生活を共にする上で優先的にチェックしたい項目がいくつもあります。
趣味は結婚後も新しく作ることができますから、趣味が一致しなくても一緒にいて心地よく感じる相手であればパートナー候補に加えてみてはいかがでしょうか。