【沖縄・地元占い師おすすめ】那覇空港から30分で行ける！願いがかなう神秘の島とは

沖縄には全部で160もの島々があります。

沖縄に来たら、せっかくだから島にも行ってみたいな。でも時間もお金もかかるし…と、あきらめている方も少なくないのではないでしょうか。

そんなあなたにご紹介したいのが、那覇空港からわずか30分で行ける瀬長島（セナガジマ）と岡波島（ウカファジマ）です。

2つの島には知る人ぞ知る強力なパワースポットが存在します。

瀬長島：沖縄八景に選ばれた美しい神の島

瀬長島へ行くには那覇空港から糸満方面へ進み、海中道路を渡ります。

瀬長島は、戦前は沖縄八景の一つに数えられ、風光明媚な島として知られていました。戦後は米軍に接収され、返還後は夕日の見えるデートスポットとして地元民に愛されてきました。

琉球温泉瀬長島ホテルが建設され、さらに地中海風の建物が立ち並ぶ商業施設「ウミカジテラス」が作られてからは、観光地として賑わうようになりました。

龍神社～龍宮神様（リューグチングワン）を祀る神社～

龍神社は瀬長島ホテルに面した眺めのよい崖に建てられています。

龍神社

太古の時代、琉球の国を創ったアマミキヨの子・南海大神加那志（ナンカイウフガミカナシ）は、瀬長島で世立てを始めたという伝説があります。

それゆえ瀬長島は「神の島」と呼ばれ、多くの御嶽や拝所が祀られてきました。

戦時中や米軍統治下に、御嶽や拝所は破壊されたり島外に遷されたりしながらも、地元民の信仰を集め続けました。

瀬長島ホテルを建てる時、ホテルの社長は地元の人の想いに応えたいと、龍神社を建立したそうです。それまでホテル建設には様々な障害があったそうなのですが、龍神社の建立後はスムーズに進むようになったのだとか。

きっと龍神様のお気に召したのでしょう。

龍神は縁結び、金運、健康長寿などにご利益があるとされています。

ぜひ参拝していきましょう。

子宝岩～小石を投げて子宝祈願～

瀬長島の南側には美しい白砂のビーチが広がっています。

瀬長島南側の白砂ビーチ

その海の中に鎮座しているのが子宝岩です。

子宝岩

上写真のように、岩には上下二つの穴が空いています。

小石を投げ、上の穴に入れば男の子、下の穴に入れば女の子が授かるとの言い伝えがあります。

私が訪れたときも、カップルが岩に小石を投げていました。

ちょうど満潮で、砂浜から岩までは距離があったのですが、何度も何度も繰り返し、やっと穴に小石が入ると晴れやかな笑顔を見せていました。

子宝岩は戦時中に破壊され現在の子宝岩はレプリカですが、何百年も前からそこにあったかのように風景になじんでいます。

きっと、人々の子宝岩への信仰が霊石へと変えていくのでしょう。

岡波島：クジラの化石が眠る島

岡波島は糸満市の沿岸から1キロの沖合にある無人島で、クジラの化石で有名な島です。

昔は干潮の時に歩いて行けたそうなのですが、珊瑚を削り船道を作ったため、現在では船でしか渡れません。

岡波島へ行くには、空港から与根漁港に向かいます。

そこの「ゆにまーる」という観光交流施設に、岡波島までボートで行けるツアーがあります。

潮位により出港時間は限られているので、事前に確認しておきましょう。

岡波島

出港して10分ほどで、目の前に岡波島が近づいてきました。

岡波島は南北に細長い琉球石灰岩の島です。

浅瀬にボートを停め、南側のビーチへ上陸します。

クジラの化石があるのは島の北側なので、そこから海岸線に沿って徒歩で移動します。

島の北側は鋭い岩に覆われ、荒涼とした風景が広がっていました。

岡波島の北側

クジラの化石はその浅瀬で、ひっそりと波に洗われておりました。

くじらの化石

頭骨はどこぞの大学教授が持っていってしまったそうなのですが、頸椎骨、胸椎骨、肋骨などがはっきりと見てとれます。

クジラの化石は、驚くことに百万年も前のものだそうです。気が遠くなるような歳月を超えてここにあるのだと思うと、感動もひとしおです。

「クジラの化石に祈ると願いが叶う」と言われ、強力なパワースポットとして知られています。

さっそく両手を合わせて目を閉じ、祈りを捧げてみました。

海風が耳朶を打つ音と、足元に打ち寄せる波音ばかりが満ちてゆきます。

とてつもなく遠いところに運ばれていくような、それでいて、大きなものに包まれているような、不思議な感覚に浸ることができました。（願いがかなったらご報告します！）

沖縄・地元占い師がおすすめする願いがかなう神秘の島MAP

今回ご紹介した那覇空港から30分で行ける神秘の島の位置関係を地図上にまとめました。ぜひ参拝する際の参考にしてみてください。

まとめ

瀬長島の沖合では埋め立てが進み、那覇空港の新滑走路が建設中です。

岡波島も10年ほど前から波の浸食で島の中央の亀裂が広がり、2つの島に分かれようとしています。

ぜひ2つの島をぜひ訪れ、今しか見られない風景をあなたの目に焼き付けてください。