言いたいけどなぜか我慢して言わない、という選択をしてしまう女性は少なくありません。
それは、何を我慢しているのでしょうか。
彼に良い所だけを見せたいから?
ハッキリ言う女は嫌われるから?
実は男性側は「言いたいことはハッキリ言ってほしい」というのが多数派です。
さてこの食い違い、一体なぜ起こるのか? ご説明いたしましょう。
なぜ女性は言いたいことを我慢してしまうのか
これはきっと「男性はおとなしい女性が好き」という先入観からているのではないでしょうか。
または、自分の親〜祖母世代が男性に言われるがまま我慢しているのを見て育ち、男性に意見するのは間違いだと擦り込まれているからかもしれません。
親〜祖母世代が現役の頃は、パワハラやモラハラがまかり通っていた時代です。
しかし、現在の日本では自立した女性も多く、仕事も家庭もパートナーと協力しながら、もしくは女性一人でも子育てできる時代になっています。
仕事も家事も育児もすべてこなしているのに、無条件に男性の言い分を尊重するのは時代錯誤といえるのではないでしょうか。
仮に、親が「男性の言うことは聞いておきなさい」という意見だったとして、自分も親と同じような生き方を望むのか考えてみてましょう。
「ムダな我慢」は誰のためにもなりません。
意思のない人を利用したくなる心理
男女どちらにもいえるかもしれませんが、自分の意見を言えない(言わない)人と深い所でつながっていこうと思えるでしょうか。
人によっては、自分に都合よく使ってやれと、よこしまな考えを抱くかもしれません。
友人関係でもそうであるなら、男性が意見を言わない女性を「都合のいい女」に変換するのは早いでしょう。
お互いに言い合ってこそ、お互いの事を知り、理解していけるのではないでしょうか。
喧嘩はしないけど、言いたいことも言えない関係は幸せでしょうか。理解ある女のフリをして、分かったフリをして過ごすのは精神衛生上もよくありません。
言いたいことを言ってケンカになったら
喧嘩になると感情的になり、暴言や乱暴な態度に出る男性もいるでしょう。
恋愛中の喧嘩は、そうした彼の本性を知ることに役立つ場合もあります。
もし、彼が暴言を吐くような人だったら、結婚する前にわかって「良かった」と思うべきでしょう。
喧嘩の時はどんな小さな違和感でも注意しておきましょう。本性が見える時、小さな違和感が、あとで必ず大きく回収されます。
溝があるならお互いに話し合って埋める。もし埋まらなくても、相手の考えを知ることはできるでしょう。
相手を知るために必要な喧嘩は愛を深めてくれるのです。
何事も言い方ひとつ
もしあなたの意見が彼とは真逆だったとしても、強く主張して本音をぶつけると喧嘩にしかなりません。
まず彼の意見を聞いて、それから「私はちょっと違って、こう思うんだけどどうかな?」と提案してみましょう。
感情的に来る人には感情的にしか返せません。あくまでもよりよい二人の未来のために、話し合うようにしてみてはどうでしょうか。