仕事にも影響する！「頭の固い人」との付き合い方とは　#5

うらカタ編集部のご意見番こと『スナック 迷い径』の“みち子ママ”が、恋愛はもちろん、結婚、家族、仕事などなど、どんなお悩みにもズバッとお答えします。さて、今宵のお悩み事は…。

超絶厄介な「マイルール」

最近は頭の固い人もだいぶ減っているとは思いますが、それでも絶滅したとは言えませんね。

頭の固い人というのは、それまで積み重ねてきた自分なりの自信や自負から「マイルール」を作り上げています。

仕事や人間関係において「絶対」という言葉はあまり好まれないのですが、こうした頭の固い人たちの場合、マイルールは「絶対」なのです。

そして、自分の世界が狭ければ狭いほど、この「絶対」というマイルールを気軽に持ち出します。

たとえ否定されたとしても、それを認めることは自らのキャリアを否定することになるので意地でも認めません。

これは、ある程度の年齢になれば柔軟になる人もいるでしょうが、職場というシチュエーションではそんな悠長なことは言ってられませんね。

なぜ頭の固い人は疎まれる？

ご相談者さんが「素直に」という言葉を使っているのは、もしかしたらその頭の固い人は「素直になれ」といったニュアンスで話をする感じでしょうか。

だとしたら、頭の固い人に「素直でよろしい」と思われるのはどんな時か。

それは自分の意図をくみ取り、その通りに実行した時ではないでしょうか。

でも、「それはベストじゃないかも」「他者の意見も聞いてみては？」などなど、腑に落ちない気持ち満載で仕事を進めるのは、リスクも満載ですね。

ましてや、自分の意見を押しつぶしてまで、一方的な指示通りに動くのは誰もが納得いきません。

頭の固い人は、話が一方的なだけでなく、相手を素直（思い通り）に動かせるまでがセットで、この方程式は不変です。

だからこそ、疎まれるのです。

頭の固い人の攻略法とは

身も蓋もありませんが、頭の固い人に対する画期的な攻略法はありません。

逆に利用してしまおう！　と考えるくらいが丁度いいかもしれません。

まともに相手をしても辟易するだけなので、なるべく会話せず済むように仕事を先回りして終わらせておくなど、最低限のコミュニケーションで済ませた方が精神的な負担も軽減しそうです。

ただ、嫌な仕事を優先するというのはいかがなものかと思いますが…。

今日も頭が固いまま生きている

もうひとつの方法として懐に入り込んでしまうというのも手かもしれませんが、あまり解決にはなっていないですし、なにより本人が納得いかないですよね。

なんだか考えれば考えるほど理不尽極まりないのですが、残念ながらこうして頭の固い人は今日も生きています…。

もし相談できる上役がいるなら部署の移動を希望したり、場合によっては転職を検討するのが無難かもしれません。