彼が自分にとって特別な人となっても、あれこれと束縛するのはNGです。
自分が親から受けてきた束縛を考えてみると、ちょっとだけウザいというくらいが実は一番心地よいのではないでしょうか。
今回は、嫉妬と束縛の深い関係について考えてみましょう。
束縛の反対は自由
女性の中には、飲み会と聞けば「誰と行くの?」「何時まで?」「2次会は?」「それなら〇時には家に帰れるね!」などと、次から次へと質問攻めにする人も少なくありません。
彼から具体的な返事がないと怪しいと感じて、さらにLINE攻撃。
自分の気が済むまで彼にリアクションを求めると、さすがに彼も嫌がります。
恋愛に限らず、決めつけはよくありません。お互い自由を尊重してこそ、いい関係が続きます。二人の間で丁度いいバランスを探るのもまた楽しみのひとつと思いましょう。
得てして、嫉妬の心理が相手の行動を束縛してしまいます。
甘えと密接している束縛
彼なら私の気持ちや行動を受け止めてくれる、といった思い込みこそが束縛であり、さらには嫉妬とエスカレートしていきます。
ひと言注意したいだけなのに、一度口を開くといつの間にか機関銃のように次から次へと自分の気持ちを吐露しないと気がすまなくなってしまったり。
本能だけで動く恋愛は沼へ入口なので、常に自分の言動にブレーキをかけられるようにしておきましょう。
この沼に入り込んでしまうと、正解のない答えを探し続けていつまでも抜け出せなくなってしまいます。
俗に言う「恋の病」です。
男性が好きなのはかわいい嫉妬
恋の病とは逆にあまりにも自由過ぎると、今度はかえって彼の方が不安に陥ります。
男性は自分が楽しい時にこそつながっていたいという少年のような気持ち(子どもの頃に楽しかったことを母親に話す感覚)があり、飲み会の最中にわざわざLINEしてきたりするのもこれに起因します。
彼も冷静に考えれば、みんなと盛り上がっている時にわざわざ彼女にLINEするのは彼女に対する甘えだと気がづくのですが、その時は気持ちを優先してしまうのです。
そこで、彼女の方が「女も写ってるけど!?」などと機嫌を悪くしたり、「自分ばっかり楽しんで!」と拗ねてしまうのでは上手くいきません。
「女の子も居るんだね、妬けるなー」くらいにしておくと彼も彼女が嫉妬していることに気づき、そこでまた彼女のことを可愛いらしいと再認識するでしょう。
まあまあ単純ですが、この単純さを利用してこそ良い関係を続けられるのではないでしょうか。くれぐれも本音直球はNGです。
嫉妬と束縛の関係
嫉妬とは、浮気するのではないかと疑い、恨み憎むこと(ドス黒い感情)です。
束縛は、相手の自由を奪うこと(制圧)です。
この2つは常に隣り合わせの関係で、そこに甘え(身勝手)が絡むとまさに泥沼です。
どちらも自分の意思で動いていればお互いうまい具合に歩み寄れるのですが、片方だけに寄りかかると必ず倒れます。
嫉妬していることを伝えるのは「ホントに俺のこと好きなの?」と彼が心配するくらいの、そっけない嫉妬のみにしておきましょう。
タイミングをずらして「あの時はホント心配してたんだー」と可愛くいうのもアリかも知れません。
自分のことばかりではなく、相手の気持ちも考えた言動ができればベストですね。