なにをやってもうまくいかない時期があります。
そんな時、九星気学はあなたの運気の流れを読み、運気が上向く方法を具体的に教えてくれる占術です。
方位盤を使って、吉方位や凶方位をズバリと出してくれるのです。
この記事では九星気学とは何か、わかりやすくまとめて解説いたします。
九星気学のはじまり
九星気学のルーツは、古代中国で生まれた奇門遁甲(きもんとんこう)という占術にあります。
七世紀には日本に伝わり、江戸時代には「家相」として知られるようになりました。
二十世紀に入ると、園田真次郎によって「九星術」と「気学」とがまとめられ、以後は「九星気学」として広まりました。
生年月日から割り出した九星に、干支、五行を組み合わせたもので、方位盤を使って占います。
九星
九星とは、空に輝く星ではなく、宇宙を循環する精気(エネルギー)を九つに分類したものです。
- 一白水星(いっぱくすいせい)
- 二黒土星(じこくどせい)
- 三碧木星(さんぺきもくせい)
- 四緑木星(しりょくもくせい)
- 五黄土星(ごきどせい)
- 六白金星(ろっぱくきんせい)
- 七赤金星(しちせききんせい)
- 八白土星(はっぱくどせい)
- 九紫火星(きゅうしかせい)
九星気学では、まず萬年暦を使って、あなたの「本命星」と「月命星」を導き出します。
生まれ年で決まる星が「本命星」、生まれ月で決まる星が「月命星」です。
象意(しょうい)
九星はそれぞれに異なる意味や性質を持っており、九星気学ではこれを象意(しょうい)と呼んでいます。
たとえば、一白水星には、「北」「物事のはじまり」「冬」「海」「中年男性」などのさまざまな象意があります。
各星が持つ象意をうまくイメージできれば、より深く九星気学を理解できるようになります。
方位盤
九星気学で使用する方位盤では、一定の法則に従って九星の配置は変わっていきます。
年盤はその年の、月盤はその月の九星の配置をあらわします。
後天定位盤は、九星の定位置をあらわしたものです。
九星気学からわかること
方位盤の九星の配置から、吉方位、凶方位を知り、開運に役立てることができます。
また、あなたの本質的な性格や才能、これから運気の流れがどうなっていくかを読むことができます。
星には相性のいい星、相性の悪い星があるので、気になる人の本命星がわかれば、相性をみることも可能です。
九星気学では、聞き慣れない漢字や読みが出てきます。
使いこなせるまでには時間がかかるかもしれません。
日本では、九星気学を専門にしている占い師は数多くおりますので、経験豊かで、丁寧な解説をしてくれる占い師を探してみましょう。